笑ってごらん、猫の背中が丸い日は🍀

詩人 ひろまる愛理が心優しい人々に贈る《癒し、励まし、脱ウツ》ブログです。映画や本の紹介、芸能から政治・経済まで幅広いテーマで綴って参ります。筆力の不足は カワイイ猫ちゃんの画像で補いますね❤

猫との御縁❤ユニークな家族

 予想外、突然の猫との遭遇!?

 今回は、僕が以前に飼っていた猫の事を書かせて貰いますね。僕のユニークな家族についても軽く紹介させていただきます。

 

 あれは僕が16歳の頃でした。ある日の夕方、いきなり家に子猫がやって来たんですよ。と言っても、子猫が自分で歩いて家にやって来た訳ではありません。

 事情はこうです。どこかの個人商店で飼われていた猫が出産したんですね。でも産まれた数が多かったので そのうちの3匹については里親を募集したのです。そしてその募集の情報を知った僕の姉が《里親探しが大変そうだから》と思い、家に連れて帰って来たのです。

 

 それで突然、子猫が家に現れた…

 

えっ?

 

 「お姉さんは、なぜ突然に猫を連れて帰ったの?」

 

不思議です?

 

 「お姉さんは、なぜ両親に事前に相談しなかったの?」

 

その点について気になります?

知りたいですか?

 

 それはですね…

 

 姉は、その子猫を譲り受けて帰って来た時は…

 

家出中だったからです!笑

f:id:hiromarublog:20210227211300j:image

 家出娘が捨て猫と一緒に 無事に家に帰って来た。これって結構、笑えるでしょ?どちらも痩せていましたが、大きな病気やケガは有りませんでしたから。

 実に平和なエピソードでした。笑

 

〈動物好き〉で個性的、それが僕の家族

 姉は子供の頃に、よく動物を連れて帰っては親を困らせていました。小鳥、猫、犬。それも連れて帰るのはケガをしていたり病弱だったり、少し健康に問題がある子がほとんどでした。

 

 今回の姉が連れて帰って来た子猫は、病気は無かったけれど。痩せていて弱々しく見えました。

 里親募集していた商店主から「自分の気に入った子を選んでくれたら良いよ」と言われたそうです。その意味は、元気でカワイイ子を選んでくれたら良いよって事なのですが。最も体が弱そうに見えた子を姉は選んだらしいのです。

 

「可愛そうだと思ったから」

これがその時の姉からの説明でした。

 

 家出は軽率な行為ですが。優しい気持ちから弱そうな子猫を連れて帰って来たのは軽率とは言えない気がしたのでしょう。両親は厳重注意の後、子猫の飼育を含め姉のことを許しました。

f:id:hiromarublog:20210227141407j:image

 姉が連れて帰ってきた猫を飼う前の事ですが。父は「もしも猫を飼うなら三毛猫が良い」と冗談をよく言っていました。姉は捨て猫などを連れて帰って来るのに、犬や猫のアレルギーがあったので。家で猫を飼う現実性は無かったのです。だから父は普段から冗談で そう言っていたのです。

 

 確かに三毛猫はカワイイですよね。日本的な優しい雰囲気を持ってます。でも姉が連れて帰って来た子猫は、お世辞にも綺麗とは言えない雑種の焦げ茶色の猫でした。動物好きではあったけれども、当時の僕はまだ猫に特別な思いは無かったので。第一印象は《綺麗な猫ではないよな…》でした。

 そして父も飼う事は許したものの「この子は色が悪い。三毛猫だったら良かったのに。」とテンション低く つぶやいていました。

 

 しかし猫は偉大!500gほどの子猫が人間の気持ちを変えた

 どう見ても綺麗とは言えない子猫。でもその1週間後には面白い現象が見られました。まず最初に、

 渋い反応をしていた父が変身したのです。

 

 その子が来てから1週間後には、その子に向かって「おまえさんは色は悪いけど 鳴き声はとてもカワイイな」と言って、笑って餌を与えていました。その子のために浄水器を新たに買い替えたのも父でした。

 その猫は約9年の生涯、夜は必ず父の布団で寝て過ごしました。

 

 母は、父よりも早くに変身!

 その子が来た日の翌日に 母は猫の飼育に必要な物を全て買い揃えました。そして毎週のようにスーパーで、我が家にしては少し高価な刺身のパックを買って甘エビを与えていました。その子が喜んで食べるので、母は まるで〈甘エビは猫に与えるもの〉と思い込んでいるかのようでした。

 

 両親に習って僕も変身

 慣れない子守といった感じで。最初は僕も結構、疲れました。ちゃんと餌を食べなくて困ったり、大切な本を破かれたり汚されたり。

 でも、日に日に愛情は増してきて。家にいる日、僕はほとんどの時間をその子と共に過ごしました。読書する時もギターの練習をする時も、膝の上に乗って来てくれたのです。

 膝の上に猫がいたら邪魔になって、好きなギターを弾けませんが。練習を止めてカワイイ寝顔を見ながら子守唄を歌った記憶が有ります。その頃、僕が練習してたのはギンギンのハードロックのギター!でもその子が、膝に乗った時はアカペラで

 坊や〜良い子だ、寝んねしな〜🎵

 

 僕の音楽センスを磨いてくれたのは 猫だったのかも知れません。笑

f:id:hiromarublog:20210227212940j:image

 今回 書かせていただきましたのは、僕の家で飼った2匹の猫うちの1匹目です。2匹目の猫も合わせると、愉快な思い出がたくさん有ります。そして家族のエピソードも もっとユニークなものが有ります。ですが今後、エッセイや小説の題材にするかも知れませんので。ブログでは小出しに紹介して参ります。笑


f:id:hiromarublog:20210228192426j:image

 猫がいると、その場が和みますよね。

 猫のおかげで親子関係や夫婦関係が良くなってるという家庭も多いでしょう。そして、恋人同士のデート中の話題に〈猫〉を選べば、喧嘩するリスクは グッと下がる事でしょう。

 そんな猫に関するブログ投稿を今後も(猫に習ってマイペースに)続けたいと思います。

 

 最後までご覧くださりありがとうございました。

 

《完》